ノーマライゼーション

ノーマライゼーションとは

 

障害のある人が障害のない人と同等に生活し、ともにいきいきと

活動できる社会を目指す。 理念

 

 

英語で「標準化、常態化、正常化」の意。

「以前は特異と思われていたことが当たり前の状態になっていること」

障害がある人がかわるというより、その周りが変わるというイメージ、視点。

 

 

ユニバーサルデザインとは何か

障壁をなくしていく発想ではなく、あらかじめ

障壁、障害のない設計を当たり前にしていこうという発想。

ノーマライゼーションの一部となる概念。

 

 

デンマーク発祥

バンクミケルセンが理念提唱。

第二次世界大戦後の1950年代。

知的障害者の施設の中で非人道的な扱いを

受けていることを知った親たちによる、状況改善運動から始まる。

「どのような障害があろうと一般市民と同等の生活と権利が保障されなければならない」

という考え方として提唱。

1959年デンマークの法律として成立。

精神遅滞者ケア法。

 

ノーマライゼーションを具体的に行動として取り組み。国際障害者年。

 

ノーマライゼーションは高齢者や障害者

のみならず、全ての問題を抱える人々に当てはまるものである。

それを、見ないようにしたり、無理に変えようとしても問題の解決にはならない。

 

問題を抱えながらも、誰もが幸せに暮らせる

社会を築くという視点で、もし自分がその立場だったらどうあって欲しいかを考えることが、ノーマライゼーションではないか。